またまたイギリスから。
ちなみに私たち日本人にとってイギリスはややこしい。
英語では “United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland”、つまり「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」3つの国が連なった島のグレートブリテンと北アイルランドが連合で1つの主権を持った国家を作っているわけです。
サッカー好きの方は詳しいと思いますが、イングランド、スコットランド、ウエールズなどは別のチームとしてワールドカップなどに参加しています。
前回ご紹介したリサ・スタンスフィールドはイングランドのマンチェスター出身だったのに対し、今回ご紹介するアーティストはウェールズ出身です。
歌っているのはMary Hopkin(メリー・ホプキン)。
“Those Were The Days”
皆さんどこかで必ずこの曲を耳にしたことがあるはず。
1910-1920年ごろのロシア語の歌謡曲を原曲とする曲で、歌詞の内容は、昔の思い出を懐かしみ感傷に浸っている様子を描いたもの。
英題「Those were the days」は、「あの頃はよかった・あの頃がなつかしい」という意味で、歌詞は、壮年期の人間が青春時代を思い返してロマンティックに美化している場面を描いています。
日本でも多くのCMソングに使われ、邦題は「悲しき天使」で日本人のアーティストも多くの人がこの曲をカバーしています。